みなさんこんにちは、ライターのQuattroです。
今回の記事は「会員権のあれこれ」シリーズ、第2弾です!
前稿では「会員権の種類・購入方法」について詳しく書かせて頂きました。
第2弾の本稿では「メンバーになってできることやメリット」ってどんなものなのかを解説してみたいと思います。
格安の「メンバーフィー」でラウンドできる経済的メリットのほか、メンバーシップ(会員制)のゴルフ場にはメンバーにしかない特典が他にもたくさんあるのです!
むしろ「経済的メリット」だけに着目してしまうと会員権購入の価値は見いだせない可能性も…??
ぜひ最後までお読み頂き、その真意をつかんでくださいね。
まずは会員権を持つにあたってかかるコストについてお話しておきましょう。
会員権を「買う」際にかかる初期コストとしては、主に「会員権本体の価格」と「名義変更料(ゴルフ場に払う手数料)」があります。これらの値段はピンキリで、数十万円で購入できるコースもあれば、数千万円かかるコースもあります。
(下記リンクの記事にて詳しく解説しています!)
【関連リンク】
《会員権のあれこれ vol.1》ゴルフ場のメンバーにはどうやってなるの?会員権の種類ってどんな感じ?
また、ランニングコストとしては毎年の年会費がかかります。こちらも数万円から数十万円と価格帯にかなりの幅がありますので、購入を検討される場合はしっかりと確認されることをおすすめします。
・メンバーフィーで回れる
メンバーになる一番のメリットはやはりプレーフィーがかなり安くなること。
特に最近はハイシーズン(春・秋)のビジター料金が“非常に”高くなってきていますので、そんななかでもメンバー料金でお安くラウンドできるのは大きなメリットであると思います。
しかしながら、会員権の購入コストをプレーフィーのメリット“だけ”で回収するためには相当なラウンド回数をこなす必要があることが多いです。
ご自身のプレー頻度を踏まえ、会員権購入時の初期コストや年会費を上回る経済的メリットを出せるか、しっかりと検討する必要があります。
・予約が取りやすい
メンバーシップのゴルフ場には「メンバー専用予約枠」を用意しているゴルフ場が多くありますので、メンバーになると比較的予約が取りやすくなります。
また、一人で予約を取り「組み合わせ」で顔見知りでないメンバーさんと一緒に回らせてもらうことも可能。誰かと予定を合わせて事前に予約を取らずとも、前日や当日に予約を入れてフラっとゴルフに行けるというのは「ゴルフ好き」にとっては大きなメリットです。
・クラブ競技に出られる
メンバーシップのゴルフ場の多くでは「月例」というクラブ競技を毎月行っています。
その他、クラブ選手権や理事長杯など、年に一回の競技も多くあり、競技方法もスクラッチ戦やハンデ戦、ストロークプレーやマッチプレーなど様々です。
これらの競技にエントリーし、「試合形式」で真剣なゴルフを日常的に楽しむことができるのもメンバーになるメリットです。
・仲間ができる
上述した、組み合わせでのプレーや競技への出場によって、同じクラブ内でのゴルフ仲間が増えていきます。社会人になると仕事以外での仲間や友人というのが出来づらいものですが、「ゴルフ」という共通の趣味を持った仲間ができるというのは非常に楽しいものです。
・練習場を使える
ゴルフをされる方にとっては当たり前のことですが、ほとんどのゴルフ場には「ドライビングレンジ」と「練習グリーン」があり、場所によってはアプローチ練習場を用意しているコースもあります。
メンバーになるとこれらの練習場を使用するため“だけ”にコースを訪れてもよいというゴルフ場も多く、利用料金も非常に安価(無料のところもある)であるケースが多いです。
ドライビングレンジは街中にいくつもありますが、アプローチ練習場と練習グリーンを自由に使えるというのは非常に魅力的ですし、ショートゲームが抜群に上手くなること間違いなしです。
「会員権を買う」ということは、上述したメリットに対して初期コストとランニングコストを支払うだけのメリットを見出せるかとほぼ同じ意味だと考えてよいと思います。
そこにプラスして、前項vol.1で解説した「資産価値」的な要素も加味して検討していくと良いかもしれませんね。
今回は「メンバーになってできることやメリット」についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
経済的(プレーフィー)メリット“だけ”で言えば、年間ラウンド数が一定数以下の方にとって会員権を購入する意義はあまりないのかもしれません。
(もちろん会員権の価格(名義変更料含む)にもよる)
ただ、上述したようにゴルフ場のメンバーになるということにはプレーフィー以外に得られるメリットもたくさんあるのです。
個人的にはメンバーシップを持つことで「ゴルフの楽しみ方」というのが非常に広がるのではないかと思っています。
もちろん価値観は人それぞれですので、上述したメリット・デメリット(購入費)をすべて勘案したうえで、「自分には会員権を買う意味があるのか」を検討されると良いと思いますよ!
気になる方は会員権業者さんにコンタクトを取ってみてくださいね~。
文: ライター Quattro