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2023/09/25

《“ディフェンス力”向上委員会》失敗しないアプローチを身に着けよう!

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失敗しないアプローチ

みなさんこんにちは、ライターのQuattroです。

みなさん、アプローチに自信はありますか??

実際のところ、アマチュアゴルファーでアプローチを苦手としている方は多くいらっしゃいます。ティーショット、セカンドを“そこそこ”成功させ、グリーン周りにボールを運んだのは良いものの、そこから“ザックリ”や“トップ”のミスが出て、気づけばスコアはダボ以上に……なんて経験はアマチュアゴルファーの誰しもが持っているものなのではないかと思います。

スコアを作るうえでの“オフェンス力”はショットに依存するかもしれませんが、“ディフェンス力”はショートゲームです。

こういうことを言うと「寄せワンをとるアプローチ」を想像してしまうかもしれませんが、ここは敢えて申し上げましょう…。

「贅沢言ってるんじゃないよ!!」

もちろんグリーン周りから寄せワン取れたら最高です。パーも増えます。

でも、多くのアマユアゴルファーにとって大切なことは「グリーン周りから3打以内であがること」なのです。表現を変えれば「4打以上打たないこと」がスコアを守るうえでは重要ということですね。

そのためには“確実に”グリーンに乗せるアプローチが必要になります。

本稿ではそのような「ミスしない(ミスがミスにならない)アプローチを身につける」方法をご紹介していきたいと思います。

なお、私自身も一人のアマチュアゴルファーでありますので、技術論に関する良し悪しはこのような記事上で評価できる立場にないと考えています。

どちらかというと、アプローチの考え方やアマチュアならではの実体験に基づく練習法などを中心にご紹介していきますので、その点ご承知おきください。

とにかく研究が大切

アプローチについては特に「研究」が大切だと私は考えています。

たくさん仮説を立てて実際にトライし、エラーが出たならそのエラーの原因を探り、また仮説立て・検証を繰り返す。

研究が大切 イメージ

具体的に言えば、「なんで今ザックリしちゃったんだろう。もしかしたらハンドファーストがキツ過ぎるのかな。じゃあ少しハンドファーストの度合いを緩めてみよう」といった感じ。

もちろんショットについても同じく仮説立て・検証が大切だと思うのですが、ショットにおけるこの研究作業は実際にボールを打つとなると練習場かコースでしか行えません。

対して、アプローチの研究・実験は「家で・毎日」行うことができます。

1~2mぐらいのチッピングで構いません。1日10分、ウェッジを持ってあーでもないこーでもない独り言をつぶやきながら、自分が自信を持ってボールにコンタクトできるアプローチを探してみてほしいのです。

もし、マンションなどにお住いの場合はマットと練習用のスポンジボールでもOK!
とにかくボールにしっかりコンタクトできる自分なりの打ち方を研究してほしいと思います。

自分なりの「絶対に失敗しない打ち方」を一つ身に着けておけば、実際のラウンドで間違いなく武器になるハズです。

番手選び・状況判断

実際のラウンドでアプローチを失敗しないためには、番手選びと状況判断が大切です。

まず大事なことは、「打ちたい球」よりも「打てる球」がどのようなものなのか判断すること。「フワッとしたロブショットを打ちたいな」と思っても、めちゃくちゃ芝が刈り込まれた左足下がりのライからロブショットを打つのは至難の業。

こういう場合はたとえピン位置が手前であっても、「グリーン上に乗ってくれさえすればいい」と割り切り、低めの球でピンそばまでキャリーさせるほうが結果的にスコアを大崩れさせないコツとなります。そしてこれこそが「打ちたい球」ではなく「打てる球」を選択するということなのです。

ちなみに「打てる球」はプレーヤーの技量によって異なりますが、誰でも使える判断基準があります。

それは「10回打って何回成功するか」を考えること。

個人的には8回以上成功できると判断できたものが「打てる球である」と考えます。

また、番手選びもアプローチにおいてはとても重要。

基本的にはなるべくロフトが立っているクラブから考えていくのがセオリーです。

理由は簡単で、ロフトが立っているクラブほど打点のズレと結果のズレが少ないから。

サンドウェッジなどのロフトが寝ているクラブは、打点によって飛んだり飛ばなかったりとコントロールが難しいので、選択肢としては後ろ回しになるのです。

クラブへの知識を深める

これはアプローチに限った話ではありませんが、クラブへの知識を深めることは確実にミスを減らすことに繋がります。

ゴルフは道具への依存度が高いスポーツなので、その道具をうまく使いこなすための知識があるのとないのでは、結果に大きな差を生むというわけです。

失敗しないアプローチ クラブ選び

また前述した「研究」に関しても、クラブへの知識が多いと仮説の精度が上がります。「スイングタイプ的に打ち込む傾向が強いから、少しバウンスの大きいウェッジを使ってみたらザックリのミスが減るのではないだろうか」といった具合ですね。

自身の技術だけに頼らず、道具の力も借りてゴルフをすることでより簡単にラウンドのマネージメントができるようになるハズですよ。

まとめ

本稿では「失敗しないアプローチ」について私なりの考え方をつづって参りましたが、いかがでしたでしょうか。

グリーン周りからは「“最悪でも”3打であがる。“あわよくば”2打であがる」という考え方が大切。この“あわよくば”という考え方が非常に大事で、「絶対に2打であがるぞ」と意気込んだ途端に「打てる球」よりも「打ちたい球」を選択するようになってしまい、結果としてそこから4打以上費やしてしまうことになるのです。

そして「確実に3打であがれるアプローチ」を身に着けるためには自分なりの研究が必須です。

それぞれのプレーヤーごとに「打ちやすい」と感じるボールポジションやスイングは異なると思いますので、自分なりの正解を見つけるべく努力してみてほしいと思います。

クラブのことも含め、家であれこれ試してみるのもゴルフの楽しみの一つです。

ぜひ皆さんも“アプローチ研究家”になってゴルフのディフェンス力を上げちゃってください!

文:ライター Quattro

 

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