オーランドに到着して次の日に、パットビューのディストリビューターミーティングに参加しました。パットビューとは、屋内にグリーンを作り、天井からプロジェクターでカップまでのラインを投影するシステムです。グリーンサイズは、6m×4mのサイズが基本サイズです。
(最終閲覧日 2023年2月11日 パットビューHP https://www.puttview.jp/ )
30㎝オーバーの距離で打った場合のラインや、60㎝オーバーでの距離で打った場合のライン、1mオーバーでの距離で打った場合のラインなどがプロジェクターからグリーンに投影されます。また、プロジェクターの位置にカメラをつけていますので、自分の打ったボールがどのように転がったのかも追ってくれます。
このことによって、どの部分から、自分のボールがずれていったのかもよくわかります。パットビューのグリーンは、2%~3%程度の傾斜を作っています。実際にグリーンの傾斜をよんで、自分の読みが正しいのか、何センチオーバーの読みなのかも知ることができます。
パッティングの解析は、ストロークになりがちですが、そもそもラインが分からないと、いいストロークしてもカップインは難しくなってしまいます。なので、パットビューのようなシステムを使用して、グリーンを読む力をつけていくことは、とても重要なのです。
これまでのパットビューは、屋内に作ったグリーンでプロジェクターを使用してグリーンを可視化していましたが、今回のミーティングでは新しいデバイスが紹介されました。
それがこちら! パットビューX!!
このデバイスを装着して、コースのグリーンに上がると、傾斜が可視化されます。スライスライン、フックライン、下り、上りなど、ばっちり見ることができます。実際にグリーン上でも試しましたが、本当にすごかったです。
グリーンの傾斜が読めない初心者の方は、まずは傾斜をこのグラスを通してみてもらって、実際に傾斜に立ってグリーンの傾きを知る練習をするのもよさそうです。ツアー会場では傾斜をアナログに測る必要がなくなるのではないかと思いました。
デバイスを装着した人の見えている情報をスマートフォンでも見ることができます。選手とコーチのやり取り、選手とキャディさんのやり取りなどもしやすくなりますね。
ゴルフ場のキャディ研修などでもすごく使えるのではないかなと思いました。
日本での販売は、2023年中に販売開始になるかどうか。
すごく楽しみですね!
▼製品の導入、お問い合わせ先
エンジョイゴルフ&スポーツジャパン https://enjoy-golf.jp/
ちなみに・・・
今回のミーティング会場のコースが、レッドベターアカデミーのあるコースでもあり、練習グリーンでは、このように線をかいて練習をしていました。日本でも出来たらいいなぁ。。と思いました。羨ましいです。
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文:ライター ゆき