(最終閲覧日11月20日公式HPより引用:https://www.lpga.or.jp/page/qualify/)
皆さんこんにちは。ライター和奏です。
毎年11月頃、JLPGA女子プロゴルファーの新星がプロテストを勝ち抜き、誕生します。
その倍率はなんと3~5%といわれているほど狭き門です。
今回は、実際にプロテストを経験したお話も含めて、プロテストとはどういうことをするのだろう?という素朴な疑問にもお答えしていきたいと思います!
まずJLPGAプロテストを受けられる条件は、最終プロテスト開催年度4月1日時点で満17歳以上の女子(出生時)であることが必要です。高校3年生の時点で就職活動ができるように過去18歳以上としていたところを年齢が引き下げられました!
プロテストは1次予選、2次予選、最終プロテストとあります。
1次予選ではJGA/USGA HDCP Index5.0以下である方が受験できます。
※証明書等の提出は不要。
2次予選や最終プロテストでは、1次予選からの通過者の他にも、シード権取得者は受験できる仕組みになっています。
申し込みはJLPGA トーナメント専用ウェブサイト、(マイページ)にて、JLPGA プロテスト各ステージの受験申込み、提出書類のアップロード、受験料の支払い手続きを行い、受験申込み手続きが完了です。
本人確認書類の提出(アップロード)は、2017年以降にJLPGA プロテストの受験申込みをして、JLPGA が本人確認書類の確認を完了した人、 2022 年度 JLPGA ティーチング資格受験申込みをして、JLPGAが本人確認書類の確認を完了した人は提出不要となっています。
プロテストは1次5会場、2次は3会場で行われます。申し込みは先着順のため、1次、2次予選では申し込み開始時間に受験希望者が殺到し、ネットワークがかなり混雑します。
特に書類提出などがある方は、余裕のある時に前もって準備と心構え、そして確認をしておくことがポイントです!
書類の提出(アップロード)が必要な場合、準備する書類はこのような感じです。
日本人国籍の方 外国国籍の方
・戸籍個人事項証明書(戸籍抄本) ・パスポート
・顔写真付き身分証明書
未成年者(受験年度4月1日時点で18歳未満の方)
・親権者同意書
・JLPGAプロテスト受験希望届(高校在学中の方のみ)
※書類のダウンロードなど、詳しくはJLPGAプロテスト受験申込要項をご参照ください↓↓
JLPGAプロテスト公式HP
https://www.lpga.or.jp/page/qualify/pt/2022/summary
ではプロテストって実際どのくらいお金がかかるのでしょうか。受験費用だけでなく、そこまで準備をするだけでもゴルフはお金がかかります。
実際に私がプロテストでかかった費用も参考に計算し、受験料以外にもどのような費用が必要なのかを算出してみました!(今回は1次予選から最終プロテスト合格までを計算しました)
〇受験料(消費税別) 〇プレーフィ(おおよそ)
1次予選 ¥ 40,000 ¥15,000×3
2次予選 ¥ 60,000 ¥15,000×4
最終プロテスト ¥100,000 ¥15,000×4
入会金 ¥600,000
年会費 ¥ 72,000
合計 ¥872,000 ¥165,000 ¥1,037,000
プロテスト合格までの道のりに単純計算で100万円程かかります。この数字以外にも練習ラウンド代や交通費、遠征費などがかかるため実際はもっと費用は掛かっています。プロテストがものすごいプレッシャーの中で行われているものなのだなぁと数字を見るだけでも感じ取れますね。
私は交通費、食事代、宿泊費などで1会場ごとに10万円以内が目標の予算配分です。1人で会場入りするのか、どこの会場を選ぶのかでもかなり変わってきますね。ただ会場選びや食事、宿泊施設の環境など、スポーツ選手としての譲れない部分はきちんと持っておかないといけません。
プロテストを受けるためのお金なのか、プロテストに合格するためのお金なのか、私もプロテストを経験し、同じ仲間の受験者を見ていると色々感じ取れる部分があります。そういう面ではある程度周りのサポートも大切なのかもしれませんね(汗)
いかがでしたでしょうか。
次回は私が実際に経験したJLPGAプロテストの雰囲気や、2022年合格者の紹介もしていきたいと思います!お楽しみに♪
文:ライター 和奏