ゴルフで大事なのはボールをただ飛ばすだけではなく、狙ったところに止めることです。
そのためには、ドライバーからウェッジまで自分がとれくらい飛ばせるのか、どんな風に飛ぶのかを知っておく必要があります。
みなさん「弾道測定器」って聞いたことありますか?
近頃はインドアゴルフスタジオなどでも多く見られるようになりましたのでご存じかもしれませんね。某T社のあのオレンジ色で四角形のやつが有名ですが、この機械を使うことによってインドアであってもそのボールのスピードや飛び出し方におってどこに向かって何ヤード飛んだかを確認できるんです。
しかし、実はこういった機械は高額で自動車1台買えるくらいのお値段なのです。
だから今までは弾道測定器のある施設に行くほかなかったのですが・・・
なんとGPSやレーザー距離計でもおなじみ「GARMIN(ガーミン)」から出ちゃったんです。7万円の弾道測定器がっ!新品のドライバーくらいしますので、もちろん安いとは言いにくいところですが、従来の相場からすると破格と言って間違いないでしょう。
ということで今回はこのガーミン「アプローチ R10」のシミュレーションゴルフ機能についてご紹介したいと思います。
<目次>
シミュレーションゴルフの良いトコロとは!?
1.行ったことないコースやこれから行くコースをプレーできる!
2.練習の課題が見つかる
3.単純に楽しい!
「よっしゃ!右ドッグレッグ、木を超えてショートカットしたぞ」って思ったら意外と木が高くてバンカーにズボン。PAR5の3打目、超えると思った池が全然超えずにジャボン。初めてのコースでのあるあるですよね。
ゴルフ会員権を持っていない場合は、誘われて色んなコースに行くことがあると思いますのでなかなかコースのレイアウトを把握するのは困難です。でもシミュレーションゴルフで予習しておけば、ティーショットがどんな景色なのか、セカンドショットはどんなショットを要求されるのかを予め知っておくことができます。
もちろん、本番で落ち着いて打つのって難しいのですけどね!
ガーミン「アプローチ R10」 のラウンドモードではピンまでの残り距離、高低差、風の向きや強さが表示されちゃんと計算されます。ラフやバンカーから打つ場合にはその抵抗をいくらか計算して飛距離が自動的に落ちます。
ごくまれに打った手ごたえと表示が大きく異なる時がありますが、実際のゴルフだって似たようなもの。それを受け入れて仕切り直すのもまた楽しみでもあります。
たまにゴルフしていて感じることがあると思うのですが「あれ?このコースのショートホール全部同じ距離だ」なんてことありませんか?全部とは言わず、2,3個同じような距離なんていうのはとても多いです。
つまり、このコースをプレーするまでに特に練習するべき番手が見えてくるということです。
同じくPAR5の3打目とか、ティーショットもどんなショットが求められるのか確かめられます。
ゴルフってついつい全部のクラブを練習してしまうものですが実は「頑張りどころ」みたいなものが存在するのです。
シミュレーションゴルフができることで、いつもの練習がより効果的になるということですね。
ここまで真面目にシミュレーションゴルフの良さを語ってみましたが、なんといってもやっぱり楽しいのが一番です。
インドアのスタジオや、普段行く練習場で疑似的にでもラウンド経験ができたら練習場に行くのが楽しみになりますよね!
上達する、練習場もうれしい、GARMINもうれしいの三方良しってやつです。(笑
ラウンドモードでは最大4名のプレーヤーを同時にエントリー出来て、プレーするティーインググラウンドもメンズとウィメンズで選択できます。
上級者であれば、ウィメンズのティーからあえて全ショットアイアンでプレーしてみるとか、実際のコースではできないことがいろいろできます。
このシミュレーションゴルフのモードは月1,080円のサブスクリプションを購入することで利用できるのですが…ハッキリ言います。払う価値あると思います。
1,080円で1回ラウンド、1ラウンド1,080円ということは・・・100ラウンドしたら1ラウンド10.8円!!!1000ラウンドしたら1.0円!!お、恐ろしいこのままではリアルのゴルフ利用者がいなくなってしまうのでは。
コースデータが豊富
なんと42,000以上のコースデータがアクセス可能。日本国内はもちろん、海外の有名コースなども含まれていますので、PGAツアーが開催されるようなコースや、ヨーロッパの美しいコースも味わうことができます。シミュレーションといえども、色んな景色のゴルフ場をプレーすることはゴルファーにとって至上の楽しみでもありトレーニングになります。
すぐにドライビングレンジでチェックできる
ラウンドモードを終了するのもすぐできますし、そのラウンド記録も保存することができます。自分の課題はやっぱりコースで一番はっきりと感じられるもの、すぐにドライビングレンジモードに切り替えて苦手分野を練習できる手軽さも ガーミン「アプローチ R10」 ならではです。
ガーミン「アプローチ R10」 のシミュレーションゴルフモードではパッティング機能がありません。アプローチショットを打って、グリーンにオンすると残りの距離に応じて自動的に1パットか2パットと判断されて次のホールへ進む流れになっています。
もしパットがうまくいった場合のスコアを知れるというのも良いですが、パターが練習できません。なので、これと合わせてご自宅ではパターマットなどで練習するのを組み合わせるとより効果的になると思います。
ということで今回はガーミン社からリリースされました ガーミン「アプローチ R10」 におけるシミュレーションゴルフ機能のご紹介でしたがいかがでしたか?
ほしくなりましたよね、下手にドライバーを買い替えるよりもよっぽど良い投資になる気がします。が、現在品薄状態だそうですので欲しい方は今後ネットなどでもしっかり動向をチェックしていてほしいですね。
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文:ライター アッキー永井