皆さんはゴルフにいくときに選ぶ服は何を基準に選んでいますか?おしゃれにこだわったり、動きやすさにこだわったり、人それぞれの感覚でウェア選びを楽しんでいるかと思います。
しかし、ゴルフ場にはドレスコードという服装のマナーが存在します。そのゴルフ場にあった服装ではないと注意されたりする場合があります。悪気はなくともせっかくのゴルフが思いっきり楽しめなくなってしまいますよね。
そんなNGゴルファーにならないためにも、今回は一緒にゴルフウェアのマナーについておさらいしてみましょう!
基本的なドレスコード
ドレスコードはゴルフ場によって様々です。襟なしをOKにしているところもあれば、襟なしの服装はNGのコースもあります。
今回は日本全国に展開する企業アコーディアグループ、PGMグループ、また名門コースや競技に使用されるドレスコードの3つにわけてご紹介いたします!
・アコーディアグループ

(最終閲覧日9月6日HPより引用:http://www.narashino-cc.com/dcode.php)
・PGMグループ

(最終閲覧日9月6日HPより引用:https://www.pacificgolf.co.jp/sohbu/sohbu/assets/pdf/information/dresscode.pdf?210719)
・名門コース、競技など

(最終閲覧日9月6日HPより引用:https://www.tokyogolfclub.jp/wp-content/themes/tgc_guest/file/pdf/dresscode_2016.pdf)
基本的に6月から9月末までを除いて、クラブハウスではジャケットの着用が必要になります。
全体的に3つとも極端な違いはありません。襟なしがOKとされているゴルフ場はまだまだ少ないので、着る際は事前にキチンと確認してから着用するようにしましょう。
また、競技などになれば夏によく着るアンダーウェアが見えてしまうと下着とみなされてしまうため、見えないように着用することが必要です。すぐに着脱できるアームカバーがあると便利ですね♪
まずここで大切なのは、ゴルフショップなどでゴルフウェアとして売られていてもゴルフ場が認めない限りはマナー違反!ということです。
今回ご紹介した中の同じ系列のゴルフ場でも少しずつコースによって違いがあるので、不安な場合は直接コースに問い合わせたり、同伴者に聞いてみたり、HPを参考にしてみてください。
ゴルフ場はなぜドレスコードにこだわるの?
ゴルフ場は襟付きでなければいけない、ジャケットや革靴を着用しなければいけないなど、なぜゴルフをする上で服装を大切にしなければいけないのでしょうか?
それはゴルフの歴史と大きく関わってきているからと言われています。
皆さんは「ゴルフは紳士、貴族のスポーツ」と耳にしたことはありませんか?元々、貴族の遊びで始まったとされるゴルフ。その広まりの中心を担ったスコットランドのスチュワート家は「服装は己のために非ず、相手に対する礼儀なり」という言葉を大切にしていました。
それがゴルフにも定められ、多少窮屈でもスーツでプレーすることが当たり前とされていました。

そこにゴルフウェアという存在が現れたのはアメリカにゴルフが広まった時。当時のアメリカでは30度にもなる暑さの中、スーツでのゴルフはままならないとなり、ネクタイやスーツを脱ぎシャツやズボンを半分に切ったニッカポッカのスタイルが流行りました。
ここで相手への敬意を忘れないためにも最低限シャツに襟を残すことが定められたそうです。
歴史を遡ると今のドレスコードはとても動きやすく、相手にも配慮がなされたものだと感じますね。周りを不快にさせず、自分にも心構えを持たせる意味でもドレスコードはとても大切なものです!
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コロナ禍でのドレスコードの変化

最近はクラブハウスでの密を避けるため、ロッカーを使用しない方などに向けてドレスコードにも変化が見られてきています。
ゴルフシューズのままの入退場が許可されていたり、ジャケットも必須ではないコースなども増えてきました。
自分や周りを守るエチケットのためにもゴルフをする際には事前にできる対策は何があるのか、調べてみるといいですね♪
またクラブハウスでのマスク着用が必須な場合がほとんどなので、マスクが紛失しても大丈夫なように予備のものを携帯していくこともオススメします!
ドレスコードを守って自分なりのゴルフファッションを楽しんでみてください!
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文:ライター 和奏