人生で一度はプレーしたいと思っていた、“日光カンツリー倶楽部”でとうとうプレーする機会に恵まれました!日光カンツリー俱楽部でのプレーには、平日はメンバーの紹介、土日祝日はメンバー同伴でなければプレーすることができません。今回、プレーすることができたのはとても幸運でした。
日光カンツリー俱楽部に到着して、ゴルフクラブを預け、車を駐車場に停めにいきます。駐車場からジャケットに革靴でクラブハウスに向かうだけでも気持ちは昂りました。クラブハウス内に入った瞬間、本当に素晴らしい雰囲気でなんとも言えない気持ちになりました。この感じは、日光カンツリー俱楽部に訪れればわかると思います。
当然ですが、日光カンツリー俱楽部にはドレスコードがあります。「大人の社交場」ですからね。ゲストの立場としては、紹介していただいたメンバーの方や、同伴していただくメンバーの方にご迷惑をかけるのは一番避けたいものです。だからこそ、ドレスコードのあるゴルフ場では、メンバーの方に迷惑をかけないようにドレスコードをしっかりと守る必要があります。
1955年の4月3日にアウトの9ホールが仮開場し、同年5月22日インの9ホールが開場。写真は日光カンツリーの歴史を感じるクラブハウスの一部、レストランです。
「もう本当にかっこいいんです!」
なんとも言えません。ここの空気感、雰囲気、最高です。
日光カンツリー俱楽部は、井上誠一氏によって設計されています。
フロントから階段を下り、ロッカーへ向かう廊下に古い写真と、コース設計図が飾られています。井上誠一氏にとって、日光カンツリー倶楽部は、11番目の作です。ラウンドする機会に恵まれたときには、じっくり見てほしい写真や、コースの設計図が飾られています。
今年2021年7月1日から4日の日程で、日本プロゴルフ選手権が開催されます。
クラブハウスの売店では、オリジナルグッズが多数紹介されていました。実際にセーターを着られているメンバーさんがいらっしゃって、すごくかっこよかったです。
日光カンツリー俱楽部では、過去にも2003年に第68回日本オープンゴルフ選手権が開催されています。当時優勝したプロは、深堀圭一郎プロです。
古くは、1965年に第二回アジア・アマ選手権も開催され、関東シニア選手権の決勝や、1996年には第81回日本アマチュア選手権も開催されています。第81回日本アマチュア選手権の優勝者は星野英正氏。今年の5月には、関東女子アマチュアゴルフ選手権決勝も開催されます。
(最終閲覧日2021年3月1日 https://www.pgatour.jp/pgachampionship/2021/news/6-15/ )
各ホール、自分のティショットのキャリー地点の把握をできていると、スロープを使っていつも以上に飛ばすことができます。その為には、当然ながら“腕も”必要です。地形を活かして、球を飛ばしたり、止めたりすることができたらどんなに楽しいことでしょう。日光カンツリー俱楽部は、ラウンドすればするほどに楽しいゴルフコースだと感じます。写真では、分かりづらいですが、フェアウェイも歩いてみるといろいろな傾斜を感じます。
ティーイングエリアからは、フラットに見えても、フェアウェイを歩いてみると、様々なスロープ、アップダウンがありました。
グリーンは男体山から順目といわれています。
これには、どうやらもう一個理由がありそうです。
それは、男体山からの傾斜に日光カンツリー俱楽部は作られているということです。
男体山を背にして2%の傾斜があると聞きました。
2%の傾斜とは、100m進んだ時に2m上るというものです。
そこで考えてみましょう。
2%下っている傾斜に対して、2%の受けグリーンを作るとします。
その時、グリーンはセカンド地点からは受けているように見えても実はフラットに近いことになります。
日光カンツリー俱楽部は、重機を入れずに作ったコースで自然の地形を活かしたコースだといいます。ゴルフコースのわきには、川が流れ、ゴルフコースを作っている当時は、大きな石がごろごろしていたようです。
日光カンツリー俱楽部は、一度は訪れるべきゴルフ倶楽部だと思います。
ゴルフ倶楽部の歴史はもちろん、ゴルフコースの雰囲気、どれをとっても最高です。
いつかメンバーになりたいコースだと感じました!
余談ですが、今回、お昼は「カレー」を注文しました。
めちゃくちゃおいしかったです。
日光カンツリー俱楽部HP: http://www.nikkocc.or.jp/
日本プロゴルフ選手権大会: https://www.pgatour.jp/pgachampionship/2021/
文:ライター ゆき