世界ツアー使用率1位を誇るボール、TITLEIST PROシリーズ。
今回はそんなタイトリストの2020年新作ボール、pro v1,v1xの打ち比べをしてみました!
TITLEIST PROシリーズといえば2年に一度のモデルチェンジでもいい意味であまり大きな変化をもたらさないと知られています。方向性を保ったままのマイナーチェンジを毎回行っているモデルですが、今年はどんな変化をしてきたのでしょうか。
まず、多くのボールメーカーで採用されているボールの見極めは、数字での色分けです。
基本的には赤い文字が硬めのボール、黒い文字が柔らかめのボールになります。
同じシリーズでも、決定的な硬さの部分に違いを出すことで、初速やスピン、飛距離に変化をもたらすとともに、非常に簡単で分かりやすい見分けとなっています。
また、昨年と違うところとして、ボールに表記してあるPROV1、PROV1xのサイドスタンプ部分が矢印マークに変化していました。
最近ではアライメントを合わせるゴルファーが増えてきています。そんな中でこの工夫はありがたさを感じました。
※最終閲覧日2020年2月20日HPより引用
( https://www.titleist.co.jp/golf-balls/pro-v1/ )
※最終閲覧日2020年2月20日HPより引用
( https://www.titleist.co.jp/golf-balls/pro-v1x/ )
私はゴルフ歴の半分以上はTITLEIST PROシリーズを使用するほど大のタイトリスト好きです(笑)
その中でも昨年のボールと比べると、今年のモデルの方が少しソフトな印象を受けました。
昨年のv1の柔らかさが今年のv1xくらいのイメージです。
私の周りでソフトな感覚になれない方は、v1xを選んでいる人もいました。
V1とV1xの違いとしてまず、ボールの弾道に違いを感じました。
〇V1はあまり高くボールがあがらない印象です。ただロングゲームではかなり低スピンと表記してあることもあり、以前よりもランがでました。
〇V1xは適度な高さがでている感じです。それでもふけるボールというわけではなく、しっかりとランも出て強い弾道でした。
セカンドショットでも両方ともしっかりとスピンがききました。
V1xの方が全体的にスピン量は多めです。
アプローチでも同様の感覚です。
パッティング
パッティングではV1はかなり柔らかい打感でした。
パターはしっかりと打感を感じたい!という方はV1xの方がインパクトでの感覚はしっかりとしそうなイメージです。
V1はインパクトでパチンという感覚が苦手な方にちょうど良い柔らかさだと思います。
ボールや自分の使う道具は好きな選手が使っているから、とは言っても自分に合うとは限りません。
また、クラブが14本ある中ですべてのクラブにマッチするボール選びはなかなか難しいものです。
TITLEIST PROシリーズは世界で愛されているゴルフボールです。様々なゴルフスタイルや求められるスピン量、弾道の再現性、そして飛距離性能に特化していると私は感じます。
ボール選びに迷ったときや日々のゴルフの気分転換に、是非一度手に取って試してみてください。
アクシネットジャパンインクHP ボール : https://www.titleist.co.jp/golf-balls/
文:ライター 和奏