軽井沢72ゴルフは東・西・南・北の4つのゴルフ場からなる全6コース、108ホールのゴルフ施設です。
○北コース
毎年NEC軽井沢72女子ゴルフトーナメントの舞台となっているコース。軽井沢72の中でも1番ハイグレードなコースとされています。
○西コース(ゴールド/ブルー)
気軽に楽しめるカジュアルでリーズナブルなコース。GPSナビ付きのセルフスタイルが主流で夏季シーズンは早朝・午後ハーフなどのプランもあります。
○南コース
スループレースタイルのコース。カート乗り入れ可能の期間もあり、爽快にゴルフを楽しめます。
○東コース(入山/押立)
戦略性に富んだアスリート向けの36ホール。多彩なテクニックやアクティブなショットが求められる個性的なコースレイアウトが特徴です。
近年では学生競技にも使用されました。
それぞれコースの特徴が豊かで、様々なゴルファーが楽しめるゴルフ場と感じます。
そんな中でも今回は、サクッと回って軽井沢観光をしたかったので、スループレースタイルの南コースにいってきました!
まず、印象に残ったのは2番パー4。
ティーショットは右に池はありますが、比較的気持ちよく打っていけるホール。
最初の数ホールは準備運動ができそうな広々とした設計でした。ただ、このホールはグリーン周りで池がせり出しています。ピンの位置によって安全にいくか、しっかりと攻めるかがポイントとなりそうです。
南コースの名物ホール、9番パー5。
コース中央にクリークがあり、両サイドはすぐペナルティエリア。飛距離だけでなく方向性も重視されるホールです。グリーンの起伏も激しく、特に左サイドから右ピンへのショートゲームは池も目に入るため難しかったです。
後半はパー3スタート。
9番の池が右サイドに広がり、左サイドのバンカーへ逃げてしまうことが多そうです。バックでも132ヤードで距離は無いですが、方向性と視覚に惑わされないように注意です!
12番パー4はセカンド地点から見て「凹」こんな形をしたグリーンでした。
少し砲台のようになっているのでセカンドからはわからなかったのですが、ピンがある面に乗せないとシビアなパットが残ります。
グリーンは縦距離が狭いですが、距離感と方向性が噛み合えばバーディーチャンスになりそうです!
14番は右ドックレッグのパー4。
セカンドを確実に乗せたいホールなので、ティーショットが肝になってきます。
グリーンは右傾斜が強いため、グリーン左サイドにあるバンカーは入れたくないところです。
軽井沢72はフェアウェイもベント芝でした。海外ツアーでよく目にするようなワラジターフがたまに落ちていたりしました!
ベント芝は普段よりもフェースに芝が絡むのか、少しスピンも効きづらかったです。
グリーンは8フィート。私の知る限りの想像よりもとても良い転がりでした!
終わった後にスタッフさんとお話をしたところ、山と関係した芝目が少しあるそうです。
コースの中でも軽井沢ならではのとても綺麗な景色が楽しめるので、晴れた日にはその山を参考に戦略を立てるのも楽しみのひとつですね。
全体的にみたコースレイアウトとして、私が気に入ったことがあります。
それはゴルフコースらしい部分です。
インコースはクラブハウスから少し離れていて、基本アウトコースからのスタートとなります。
前半と後半をゴルフ用語でアウトコース、インコース、で分けられているのには
クラブハウスからアウト、離れる。
クラブハウスにイン、戻る。
ということが由来とされています。
※諸説あります。
そのためアウトコース、特に最初の数ホールは広々と自らのゴルフを楽しみ、プレーに慣れてきたころにグリーンのアンジュレーション、そして障害物などが目立って難しくなっていく。
そして18ホールのドラマを終えて、クラブハウスに戻ってくる。
まさにゴルフコースの設計に基づいた楽しみ方ができると感じました。
人それぞれ様々な楽しみ方がゴルフにはあると私は思います。
今回は南コースのみのご紹介でしたが、軽井沢72ゴルフは全6コース。フェアウェイ横に隣接される別荘も多く見られました。
ぜひ、ご自身にあったゴルフスタイルで軽井沢でのプレーを楽しんでみてください。
車の方
上信越自動車道碓氷軽井沢I.C.から7キロ(平常時7分)
電車の方
北陸新幹線(長野新幹線)軽井沢駅南口からタクシーで平常時8分
※北陸新幹線(長野新幹線)で東京駅―軽井沢駅が約1時間
プレイヤー専用シャトルバス
軽井沢駅、軽井沢プリンスホテルから軽井沢72へ無料のシャトルバスあり。
(軽井沢72ゴルフ南コース公式ホームページ:アクセス)
https://www.princehotels.co.jp/golf/karu72/south/map/
文:ライター 和奏