浜野ゴルフクラブは、千葉県市原市に位置するゴルフ場です。
浜野ゴルフクラブでは、今年5月1日から3日の日程でパナソニックオープンレディースゴルフトーナメントが開催される予定でした。
ですが、残念ながら新型コロナウィルス感染拡大を受け、中止となりました。
今回はたくさんのゴルフトーナメントが開催されている浜野ゴルフクラブをラウンドレポしていきます。
トーナメント開催の歴史
ゴルフコースの正式オープンは、昭和59年12月。
昭和61年10月には、第4回富士通レディーストーナメントを開催、
その後、第15回(平成9年まで)同トーナメントが開催されていました。
昭和62年7月には、第55回日本プロゴルフ選手権大会も開催され、平成5年には関東オープンゴルフ選手権競技大会の開催、平成7年・8年には、日米大学対抗ゴルフ選手権が開催されています。
最近では、平成29年9月に第1回ISPSハンダマッチプレー選手権、令和元年5月に第1回パナソニックオープンレディースゴルフトーナメントが開催されるなど、。男女ともにたくさんのゴルフトーナメントが開催されている日本の名門ゴルフクラブです。
井上誠一氏設計のゴルフコース
1番ホールは、フェアウェイが広く、グリーンまで見渡せるので気持ちよくティショットができるホールです。フェアウェイの落ちどころによっては、ティショットの距離をかせげます。ただただ広いフェアウェイにしているだけでなく、いいところに落とせば、より有利なセカンドショットを打つことができる。そんな井上誠一氏の設計がやっぱり好きです!
グリーン手前の花道をうまく利用する為には、ティショットは左サイドに打ちたいのですが、打ちすぎると、ラフ、バンカーが待ち構えています。
反対に、右サイドにティショットを置けばグリーン手前のバンカーが効いてきます。浜野ゴルフクラブは、どのホールも常に何かを求められるゴルフコースです。自分が決めたルートに上手に打てるかどうか。ほとんどのホールがワクワクするホールです。下の写真は、5番ホールPAR3です。
やや打ち下ろしのPAR3です。グリーンは、バンカーに囲まれています。
「縦の距離感も横の距離感も合わせてね!」
って、言われているようです。
風の通り道を見つけてティショットできるとグリーンオンの確率がグッと上がりそうです。キーポイントは、右奥は高い傾斜になっているのでその傾斜によって、風がどう影響するか考えるとよさそう。
写真右のホールが16番ホールPAR4です。写真は17番ホールPAR3グリーン手前からの写真になります。
この16番PAR4もすごい!と思えるホールです。ティショットは打ち下ろしで、ドライバーで打っても、フェアウェイウッド、HY、アイアンで刻んでも残るセカンドのアドバンテージは変わらないホールです。
池が絡んでいるので、ドライバーで打つとなるとグリーンから遠い右サイドに打たなければなりません。
刻むのであれば、左サイドに打ちます。左サイドに球を運べると残りの距離はそんなに長くなりません。
ティショットのアドバンテージを圧倒的な距離ではなく、思った距離を思った場所に打てるかどうかが求められるのです。
浜野ゴルフクラブの魅力
浜野ゴルフクラブは、毎ホールが楽しいゴルフコースだと思います。本当にワクワクします!
プレーヤーのレベルに応じて楽しめるゴルフコースでもあると思いますし、ラウンドするごとに、自分自身の戦略ルートの幅を広げてくれるような気がしました。
コース戦略を学べる最高のゴルフコースだと思います。
是非、一度プレーしてみてください。
文:ライター ゆき