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2020/03/04

自分に合ったティーアップの高さを覚えておこう

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今年も各メーカーから新モデルのクラブが発表されましたね。
中でも2大ゴルフメーカーとも言うべきキャロウェイから出た「マーベリック」、そしてテーラーメイドから出た「SIM」はメディアで話題を呼んでおり、たくさんのレビュー記事や動画が出ているようです。ちなみにゴルファーがもっとも買い替えるクラブはドライバーのようですが、皆様はいかがですか?パットイズマネーというものの、やはりアマチュアにとって一番スコアを崩す原因になっているのはティーショットでのミスでしょう。だからドライバーの買い替えサイクルが早いのだと思われます。
 
さて、今回は特にドライバーを打つ際のティーアップの高さについてお話したいと思います。多くの方は普段練習場に行ってドライバーを打とうと思うと、床から自動的にティーアップされたり、マットに予め刺されているゴムティーの上にボールをセットして打つものだと思います。しばらく打っているとその高さにも慣れてきてちゃんと当たってくるものですが、そのティーの高さを意識したことはありますか?
最近のドライバーはテクノロジーが進歩したことによってスイートスポットが大きくなっていますが、それでも芯を外せば飛距離や方向への影響はゼロではありません。もしかすると良く出るミスがティーアップの高さ1つで改善してしまうことさえあるのです。
 
 

ティーの高さに影響を与える要素とは

1.フェースの高さ
ドライバーのフェースは高さがあります。高さが小さいものをシャロ―フェース、高さが大きいものをディープフェースと呼びます。スイートスポットはおおむね縦の高さの中央になりますので、シャロ―フェースのものよりも、ディープフェースの方がスイートスポットは上方に設計されています。この事実を知っているかいないかでショットの結果は大きく変わることでしょう。例えば、ダンロップのブランド「ゼクシオ」から出ているドライバーはヘッドスピードが低くてもボールが上がりやすいように低重心化されており、それに伴ってフェースはシャロ―フェースになっています。この場合、ティーアップが高すぎるとフェースの上寄りに当たってしまっていわゆるテンプラのミスが出ることがあります。逆にディープフェースのクラブなのにティーアップが低いと、芯よりも低い場所でインパクトしてしまうので高スピン低弾道のライナーボールになってしまい池や谷を越えられないなんていうことも。
 
2.スイングの軌道
クラブヘッドがボールに当たる様子を横から見たときの軌道もまた重要です。緩やかに、ほぼ水平に当たることをレベルブロー。上から下へ潰すように打つのがダウンブロー、その逆がアッパーブローと言います。基本的にはドライバーはアッパーブローで打つと良いとは言われますが、それもやはり体格やスイングによって多少の幅があります。ありがちなミスとしてはアッパーに振りすぎてボールに当たる頃にはフェースが空を向いていて、逆にフェース下方のエッジがボールに当たるというパターンです。この場合に出てくるミスはライナーボールや、チョロです。逆にダウンブローに振るとフェースが地面を向くのでフェース上方が当たりやすくテンプラのミスに繋がります。また、ボールの下をクラブヘッドがくぐるようにして通るのでティーは折れやすいです。つまり、ダウンブローならティーアップは低く、アッパーブローならば高い方が相性は良いということです。
 
3.ボールの位置
ボールの位置を左右に変更することでフェースの当たり方が変わります。例えば自分の真正面にスイングの最下点があると想定した場合、左に置くほどアッパーに。右に置くほどダウンにインパクトを迎えます。スイングの動きそのものだけでなくボールの置く場所によっても当たり方は変わってくるということです。ドライバーの場合は他のクラブに比べてロフト角が極端に少ないため、ボールを最適な角度で空中に打ち出すためにはスタンス(足の幅)の左寄りにセットするのがスタンダードです。おおよそ左足カカト線上がセオリーですが、そうでなければならないとも限りません。例えスタンスの中央近くでもティーアップを低くすればジャストミートしますし、左足寄りでも低すぎればチョロなどのミスが出ます。
 

まとめ

ということで本番でも練習場通りにナイスショットを打つためには普段からティーの高さを覚えておくことが大切です。また、自分のクラブやスイングの傾向から足の幅のどのあたりにどれくらいの高さでセットすると良いのかも覚えておきましょう。大体35mm~45mmが通常の高さでしょう。ティーアップの高さが毎回うまく調整できないという方は段付きのティーを使うことをお勧めします。普通の木製ティーとは違い、土に差し込む部分に段がついておりそれ以上地面に潜らないように作られているため、毎回同じ高さにティーアップできると言うものです。ティーショットのミスが減ればベストスコア更新も案外容易いかも!?スイングを改造する前に、まずは簡単なところから見直すと突破口があるものです。
 
(写真は「エアロスパークティー」。段が大きくつけられている。)
 
 
文:ライター アッキー永井