TPCクアラルンプールに行ってきました。場所は、マレーシアの首都クアラルンプールの中心街から約8km。気温は約30°。ゴルフをするには最高でした!
TPCクアラルンプールは、イーストコースの18ホールとウエストコースの18ホール、計36ホールがあります。
TPCクアラルンプールでは、多くのトーナメントが開催され、2010年から2018年まではPGAツアーとアジアンツアーの共同開催で「CIMBクラシック」が開催。ジャスティン・トーマスや、ライアン・ムーアなどが優勝者に名を連ねています。また、欧州ツアー「メイバンクマレーシアオープン」が2010年から2014年まで開催。USLPGAツアー「サイム・ダービーLPGAマレーシア」が2010年から2017年まで開催されていました。
TPCとはトーナメント・プレーヤーズ・クラブの略です。他にもTPCの名前が付くコースがあります。
例をあげると、ウェイストマネジメントフェニックスオープンが開催されるTPCスコッツデールや、ザ・プレーヤーズチャンピオンシップが開催されるTPCソーグラスなどがあります。ちなみに2019年のウェイストマネジメントフェニックスオープンの優勝はリッキーファウラー、ザ・プレーヤーズチャンピオンシップの優勝者はロリーマキロイです。TPCの多くのゴルフコースは、トーナメントを開催することを前提に作られていて、多くのギャラリーを収容できるようにコースがデザインされているそうです。
印象に残るホールは、5番PAR5と、14番PAR4から最終18番ロングホールまでがすごく印象に残りました。まず、5番ホールですが、ここは、ティショットが上手くいくと、セカンドでグリーンを狙うことが可能です。しかし、グリーン手前中央から右は池が広がっています。左に逃げればバンカーがあります。思い切ってバンカーでもいいと思って打てるか、それとも安全に刻むか、プレーヤーの判断が問われるしびれるホールの一つです。
(TPCクアラルンプールHPより http://tpckl.com/golf_course_west.aspx 最終閲覧日 2020年1月15日)
14番PAR4は、左サイドに池が広がります。ティショットを刻むか、それとも勇気をもってドライバーを持つか。
15番PAR3も池越えのホールでブラックティからは200ヤードあり、緊張感のあるゴルフをさせられます。
(TPCクアラルンプールHPより http://tpckl.com/golf_course_west.aspx 最終閲覧日 2020年1月15日)
16番ホールもグリーン横まで池が広がります。どのラインにどのクラブで一打目を打つのか、しっかりしたマネジメントが必要です。
17番ホールは335ヤードと距離は短いのですが、フェアウェイが池を挟んで分かれています。打つ場所を間違えると、簡単に池に入ってしまうホールです。
14番から17番ホールまでは、池が絶妙に絡み、ティショットの精度が問われ、気が抜けないホールが続くのです。
最終18番PAR5は、ペナルティエリアがないのでティショットからグリーンを狙うショットまで気持ちよく打っていくことができます。なんとか18番ホールまで、心が折れずにたどり着きたいものです。
(写真は9番ホール)
ウエストコースは、緊張感のあるホールがあり、ゴルフそのものを楽しめるコースでした!マレーシアに行った際にはぜひラウンドしてみてください。次回はイーストコースのレポートです。お楽しみに!
写真10番ホールPAR5グリーン。
ここを背景に記念撮影がおすすめです!
TPCクアラルンプール HP: http://tpckl.com/
文:ライター ゆき