ゴルフシューズを選ぶときに一番大切なこと。
皆さんは、何が大切だと思いますか?
機能性?それとも歩きやすさですか?
早速、考えてみましょう!
一番大切なことは、「採寸」をして自分の足のサイズを知ることです!
多くの人が、自分の足のサイズよりも大きなシューズを履いているといわれています。
大きなシューズを履くようになってしまう要因の一つに、子供の頃のシューズ選びが影響しているとも言われています。
子供の頃を思い出してみてください。
両親から「すぐ大きくなるから大きめのシューズにした方がいいね!」なんて、会話がありませんでしたか?
これが一つの要因といわれています。大きなシューズを買い与えられて、足が痛くなくなったところで、そのサイズを大人まで履き続けるということです。(実際は大きくなっていないのに…。)
なので、中学生からサイズ変わってません!とか、高校生の時と同じです!という方は、要注意ですよ!
大きなシューズを履いてしまうと、シューズの先端まで足が入ってしまいます。すると、狭い空間に指が入っていくために、外反母趾や内反小趾を引き起こす可能性が出てきます。そうなれば、どうしてもパフォーマンスは落ちますし、歩き方にも影響が出てきてしまうでしょう!
ゴルフショップや、ゴルフ場に行くと、シューズコーナーがあります。ほとんどの場所で、採寸ゲージが用意されています。その採寸ゲージを使って、足長(足の長さ)とワイズ(足囲)を測りましょう!採寸をすると、「あれっ?思ったより足が小さい!」とか、「右足の方が大きい!」とかいろいろ気がつくことがあります。
必ず採寸をするときは、両足を測りましょう!
左右で足の大きさは、違うものですからね!
だめということはありませんが、「指がシューズに当たって痛い!」ということを避けるためには測った方が間違いありません!
例えば、同じブランドのシューズでモデル違いのインソールを比べてみます。(サイズとワイズが同じシューズ)
いかがでしょうか??前足部(つま先)のカタチも違いますし、幅にも違いがあります。
土踏まずの盛り上がる位置が違うこともあります!
他のブランドと比べるとこうなります!
踵の部分が細くなっていますね!
踵の立ち上がりがある(ヒールカップ)パターンと、ないパターン。
インソールを比べてみるのは、一つの方法です。
各ブランドで、モデルごとにワイズの幅は様々です。
自分の足のサイズが幅広ならば、インソールの幅も広めの方がシューズ内がきつく感じることは少なくなるでしょう!
採寸をすることは、これまで書いたように足に痛みを出さないために必要でもあり、ケガの予防の為でもあります!
また、合ってないシューズは、シューズ本来の特徴を活かしきれません。というのも、アウトソールに配置されたスパイク鋲、スパイクレスの形状は、そのサイズに合った足の方に最大限グリップ力が発揮されるように作られています。
いくらアウトソール(地面と触れる部分、底)が機能性に優れていても、足がシューズにフィットしていなかったら、シューズ内で足がぐらつき、最大限の機能は得られません。また、すごく足が疲れやすくもなるでしょう!
シューズ買い替えを考えている方や「最近、足が疲れやすい!」と感じている方は、一度、採寸してみるといいかもしれませんね。
ゴルフシューズ侮ることなかれ!
文:ライター ゆき