今、話題のシャフトと言えば・・・・『MCI PRACTICE IRON』でしょう。
ゴルフ雑誌を開けば、全英女子オープンを制覇したあの女子プロや、プロゴルファー、ティーチングプロが握っている。
女子ツアー担当の貞包(さだかね)氏が持ってみると、こんなにもしなるのか・・・・というぐらいしなる。
ゴルフシャフトでこんなにもしなるシャフトがあるのだろうか?
貞包氏がかなりの力持ちで、しならせているのかもしれないと思う方もいるかもしれない・・・・
実際のところ、かなりしなるのがこのシャフト!!
ではなぜ、こんなにしなるシャフトをFujikuraが発売をしたのか、女子ツアー担当の貞包氏に聞いてみた。
MCI PRACTICE IRONの前身は、”K-StickⅢ”というピンク色のシャフトだ。
女子ツアー選手に「安定したスイングリズムを調整するためのシャフトを作って欲しい!」と要望に応えて、開発を重ねたシャフトだ。
当時、パターに悩んでいた選手に魔法のピンクのシャフトを入れることにより、パターのリズムが整い、使用した選手は翌週優勝を飾った。
今まで、パター用シャフトがしなるという概念がなかっただけに驚きの結果だったという。
そこで、開発をしたのが、『MC Putter SOFT』である。MC Putter SOFTもかなりしなり、初めて打った人はしなることに驚く。
そこから、更なる改良を加え、誕生したのが、2019年8月1日に発売した、『MCI PRACTICE IRON』である。2018年より、女子ツアーから展開すると、専門誌等で取り上げられ、話題に火が付き、この度発売の流れとなった。
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✔ Metal Composite Technology(メタルコンポジットテクノロジー)
藤倉コンポジット特許技術のMCT®、カーボン×金属の複合技術。
MCIだけでなく、EVOシリーズのⅡから採用されているテクノロジー。
MCIに使⽤している重⼼調整技術、超軟シャフトながら、MCI70と同程度の重量、クラブバランス。
✔ 超軟設計
約70gの重量で極限までしなりを⼤きくするように、軟らかい振動数設定。
大きく違うのは、硬さを表す振動数(CPM)のところ!!
他の数値はほとんど変わらないのにも関わらず・・・・Fujikuraの中で最軽量アイアンシャフトのAir Speeder Ironよりも振動数が柔らかい結果に!!
※振動数:1分間にクラブが何回振動するかを測定したもの。硬ければ数値が大きくなり、柔らかければ数値が小さくなる。
どうやってツアー選手が使っているのか、貞包氏に聞いてみましょう~!
R:ツアー会場で、プロたちはこの魔法のピンクシャフトをどう使っているのですか??
S:普通のゴルフクラブを振る前に、これでシャフトのしなりを感じたり、打ち急がないように打っていることが多いです。
R:何番アイアンに入れていることが多いのですか?
S:シャフト自体は、6番アイアンの長さ(37.5inch)あって、選手によって、7番アイアンに入れたり、8番アイアンに入れたりしています。あとは、ウェッジに入れたり、パターに入れている選手も多いです。
R:チップカットとかは??
S:チップカットは基本的には不要です。これは、しなり(やわらかい)を感じるためのシャフトなので、チップカットししたら硬くなってしまうので・・・・(-_-;)
R:そっか!早速、わたしもミドルアイアンと、ウェッジ、パターに入れてみます!
★どんな効果?
●打ち急ぎを防ぐ。
●シャフトのしなりを感じることが出来る。
●ロフトなりの球の高さが打てるようになる。
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御購入は、フジクラシャフト御取扱店/フジクラゴルフクラブ相談室まで!
ヘッドに関しては、ご自身でご用意していただくか、お店さんによってはヘッドをご用意して下さる場合があります。御購入のお店にお問い合わせください
文:Fujikuraライター 玲