「たまにコースを回るだけで良い」のではなく、「スコアを伸ばしたい」「ゴルフがうまくなりたい」「競技にも出てみたい」と考えているなら、ゴルフ場の会員になることをおすすめします。とはいえ、ゴルフ場の会員権は決して安いものではありません。
今回は、ゴルフ場の会員になるメリットとデメリット、そして会員になるに当たり知っておきたい基礎知識をご紹介します。
人気のあるゴルフ場だと、予約を取るだけでも大変です。しかし、ゴルフ場の会員になれば予約を優先してもらえます。会員限定のコースもあるため、1人で行っても気軽にラウンド出来るのも大きなメリット。
ゴルフ場の会員は、ホームコースをお得な会員料金で利用できます。たくさんコースを回りたい、自宅の近くに気に入っているゴルフ場があるなどの場合は、長期的に見れば会員になった方がお得です。 またコースを回らなくても練習施設のみの利用も可能です。
ゴルフ場では、会員の競技やイベントを開催しているところも少なくありません。他人と本気でスコアを競い合うイベントは、ゴルフの上達にうってつけの舞台です。ゴルフ場でのハンデキャップを取得することができます。
ゴルフ場の会員になると、会員同士で仲良くなってラウンドすることも可能です。ゴルフ仲間がいれば、情報を共有したり会話を楽しみながらプレーできます。ゴルフ友達が少なくて悩んでいる方にも、ゴルフ場の会員はおすすめです。
ゴルフ場によってシステムは変わりますが、ゴルフ場の会員になるにはお金がかかります。 会員権に加え、年会費もかかります。仕事が忙しくなるため時間を取れないなど、あまり行けないとなると、もったいないかもしれません。
ゴルフ場の会員になると、会員価格でのプレイフィでラウンドが出来ます。普段練習するコースやメンバーが固定されやすいので、慣れたり飽きたりしないようにする工夫が必要になってきます。ただ、同じコースだからこそ、体調の良し悪しや技術の向上を把握しやすいという面もあるので、上達したいならやはり会員になることをおすすめします。
ゴルフ場の会員権は、「一定のお金を預ける代わりにゴルフ場の権利を貸してもらう」という資産の一種です。全会員へサービスを提供できるよう、会員数を制限しているゴルフ場も多いため、株券や不動産の登記と同様、既存の会員から「会員権を譲ってもらう」かたちになります。
細かい部分はゴルフ場によりけりですが、会員権の売買を行う組合や会社へ相談して、ホームにしたいゴルフ場の会員権を売り出している人を見つけ、交渉後にお金を払って会員になるのが一般的な流れです。
ゴルフ場の会員費用は、現金払いか銀行振り込み、または小切手を使って支払います。売買の日時と場所を決めて会員権の証書(証券等)と引き換える場合もあれば、証券を郵送してもらって銀行振り込み等ですませる場合もあるので、業者へ相談する際に確認しておきましょう。
ゴルフ場の会員になるには、お金と手間がかかりますが、会員になればコースの予約を取りやすくなり、練習頻度を増やせるので、短期間で上達できるのが大きなメリットです。
ゴルフへの情熱や時間的な余裕は人それぞれなので、まずはいろいろなゴルフ場を非会員でまわってみて、気に入ったゴルフ場を見つけたら会員になってホームにするという方法が良いでしょう。