「ラウンド後のお風呂」というご褒美も、ゴルフの楽しみの一つです。運動による汗や疲れを大きなお風呂で落とせば、夜はぐっすりと眠れるでしょう。
今回は、ゴルフの楽しみを高めてくれるお風呂の魅力と、主要な都市の近くにあるおすすめの名湯を3ヵ所、ご紹介します。
ゴルフ場には、シャワールームやお風呂が付いていることがほとんど。日本のゴルフ場は世界的に見てもお風呂・シャワーが充実しており、シャンプーやボディーソープ、タオル、カミソリなどのアメニティもそろっているため、着替えさえあれば手ぶらでお風呂を楽しめます。ゴルフ場によっては、温泉がついていることもあります。
運動後に入るお風呂には、体の疲れを取ったり心をリラックスさせたりする効果が期待さできます。おすすめは、シャワーではなく湯船につかること。お湯で体を温めれば、汗による体の冷えや緊張をほぐすことができますし、水圧によって全身が刺激されると血流もよくなります。また、水には浮力があるため、関節にかかる負担が軽くなるのもポイントです。
勝ち負けにこだわったりスコアの向上に集中していたりすると、ラウンド後も心や体が「勝負モード」のままで、うまく緊張がとけないこともあります。脳や神経が興奮した状態だと、睡眠が浅くなったり寝付きが悪くなったりするため、「ゴルフに行った日は寝つけない」「疲れが取れない」と感じる場合は、「ラウンド後のお風呂」で意識して心身をリラックスモードにする習慣をつけるのがおすすめです。
なお、ゴルフ場によってはサウナを利用できる場合もあります。体を温めたり冷やしたりすると効率良く血流を刺激できるので、疲れているときや時間がないときは、サウナと水風呂を交互に使うのもおすすめです。
関東近郊にお住まいの方には、静岡県にある熱海温泉がおすすめです。有名リゾート地の熱海の周辺には、「熱海ゴルフ倶楽部」や「伊豆大仁カントリークラブ」など、いくつものゴルフ場があります。東京駅から新幹線の「こだま」に乗れば、熱海駅まで片道最短約40分。東海道本線や踊り子号でもアクセスできるため、日帰りでゴルフと熱海温泉を楽しめます。
熱海と同じく関東近郊のおすすめ温泉地として有名なのが、箱根です。新宿駅からロマンスカーに乗れば片道約70分、バスタ新宿から高速バスを乗り継いでも、2時間ほどでアクセスできます。羽田空港や横浜駅からは直通のバスも出ていますし、片道約3時間とやや距離は遠くなりますが、名古屋や大阪からも足を伸ばせて便利です。
箱根湯本駅の近くには1961年から営業している「小田原湯本カントリークラブ」があり、芦ノ湖周辺には眺望抜群の「箱根湖畔ゴルフコース」などもあります。観光スポットも多く、観光がてら足を運ぶのに最適な名湯です。
湯畑で有名な群馬県の草津温泉も、アクセスしやすい名湯の一つ。東京からだと、新幹線等を使えば片道約2時間半、車や高速バス等を使うと3時間から4時間ほどかかりますので、ゴルフついでに宿を取り、ゴルフ・温泉・打ち上げと1日中楽しむのがおすすめです。
近隣には、「草津カントリークラブ」と「草津高原ゴルフ場」があります。どちらも雄大な自然を楽しめるゴルフ場です。
「ラウンド後のお風呂」で、疲れを取ったり心身をリラックスさせたりするのもゴルフの一つの楽しみ方。ゴルフの後にお風呂というご褒美があると、ゴルフに対するモチベーションも上がるのではないでしょうか。有名な観光地や温泉街の近くにはきれいなゴルフ場が多いので、たまには少し遠出をしてゴルフついでに名泉を楽しんでみては…?