その日の天候やその土地ならではの景色、地域の食材を生かしたランチメニュー。ゴルフではプレーだけでなく、さまざまなものを一度に楽しむことができます。できれば旅行に出かけた先でも、その土地ならではのコースを回ってみたいですよね。
ただ旅先でゴルフを楽しむためには、愛用しているゴルフクラブやバッグを現地まで安全に届けなければなりません。安心して旅先でのゴルフを楽しむために、どのような点に注意してゴルフクラブやバッグを送ればよいのでしょうか?ご紹介していきます。
ヤマト運輸では、1984年からゴルフクラブやバッグをゴルフ場まで届けてくれるサービス「ゴルフ宅急便」を提供しています。このサービスが普及したことで、公共交通機関でゴルフ場に行くことができるようになり、車を持たない人やプレー後にお酒を飲む人のラウンドが可能になりました。
現在では、佐川急便の「飛脚宅配便」や日本郵便の「ゴルフゆうパック」でも、同様のサービスが提供されています。自宅から近い場所にあるゴルフ場であっても、旅先であっても利用可能なサービスです。
どのサービスも自宅で集荷してもらうえますし、各店の営業所、郵便局などで発送することも可能です。「ゴルフ宅急便」と「ゴルフゆうパック」は、コンビニエンスストアからの発送も受け付けています。ただ、サービスによって対応している店舗が違うのでご注意ください。
コンビニ | ヤマト運輸 ゴルフ宅急便 |
佐川急便 飛脚宅配便 |
日本郵便 ゴルフゆうパック |
---|---|---|---|
セブンイレブン | 〇 | × | × |
ファミリーマート | 〇 | × | × |
デイリーヤマザキ | 〇 | × | × |
サークルKサンクス | 〇 | × | × |
ポプラ | 〇 | × | × |
ローソン | × | × | 〇 |
ミニストップ | × | × | 〇 |
セイコーマート | × | × | 〇 |
店舗に持ち込めば料金の割引が受けられますが、ゴルフクラブやバッグは重いので、できれば集荷してもらいたいですよね。
「ゴルフ宅急便」と「ゴルフゆうパック」には往復割引が設定されています。どちらにせよ旅先から自宅まで返送しなければならないので、往復割引があるところを選べばお得です。
ゴルフバッグを旅先に送る場合、怖いのがクラブの破損や紛失。それらのトラブルを防ぐためには、専用のカバーを利用しましょう。各運送会社の営業所では、次のようなカバーを販売しています。集荷の際は、集荷依頼の連絡時にカバーを持ってきて欲しいことを伝えましょう。
カバーの名称 | サイズ | 料金 | |
---|---|---|---|
ヤマト運輸 | 簡易ゴルフカバー(LL) | 幅76cm × 高さ153cm | 616円 |
簡易ゴルフカバー(L) | 幅70cm × 高さ145cm | 562円 | |
簡易ゴルフカバー(M) | 幅58cm × 高さ140cm | 464円 | |
反復用ゴルフカバー | 幅43cm × 高さ141cm | 2,052円 | |
佐川急便 | ゴルフバッグ | 幅69cm × 高さ143cm | 540円 |
日本郵便 | ゴルフバッグカバー | 幅68cm × 高さ148cm | 510円 |
なお、これらの運送会社が取り扱っているカバーは簡易的なつくりで、あまり丈夫ではありません。反復利用できるもう少し丈夫なカバーがインターネット上で多数販売されているので、何度も旅先でゴルフをする人はそちらを購入しても良いでしょう。見た目にこだわりたい方にも、そちらがおすすめです。
専用のカバーをつけていてもクラブやバッグが破損してしまった場合は、運送会社に問い合わせましょう。責任をもって弁償等の対応をしてくれます。
ゴルフバッグの発送はプレー日に間に合うよう発送する必要があります。国内の一般的な地域では2日前までに発送すれば間に合いますが、地域や配送状況によってはそれでも間に合わない可能性があります。発送日については事前に確認し、余裕をもって発送しましょう。
ただ、余裕をもって発送していてもゴルフ場や配送日の誤りで、ゴルフ場に予定日に到着しないというトラブルが発生することもあります。
プレー当日にゴルフ場に到着したら、まずは自分のゴルフバッグを確認しましょう。見つからない場合、すぐにスタッフに確認をとります。別のゴルフ場に到着していても、準備している間に転送が間に合うことも多いようですので、着替えなどを始める前に確認しておくことが大切です。
日本の輸送システムは優れているため、旅先でゴルフを楽しむ場合のゴルフクラブやゴルフバッグの運送にも安心して利用できますね。当日は時間に余裕をもって到着しておけば、確認する時間も取れ、万が一のトラブルにも対応が可能です。
ゴルフグッズの輸送サービスを上手に活用して、旅先でのゴルフを身軽に楽しみましょう。