「リゾートでゴルフを楽しむ」、まさにゴルファーの憧れ。そんな旅行でのゴルフでも、普段使い慣れた自分のクラブでプレーしたいものです。そこで、心配なのが飛行機で運搬の際のトラブル。特に海外の航空会社の中には荷物の取り扱いが荒く、実際にゴルフバックやクラブの破損につながるケースも少なくありません。
そのようなリスクを避けために、ぜひ知っておいて欲しい<飛行機の運搬でゴルフクラブを守る>ための、3つのテクニック!これ必見ですよ。
まず、はじめに気をつけて欲しいのが、1つ目のテクニック<ゴルフバックの中のクラブの配置>です。通常、バックの入口手前から<アプローチ・ショートアイアン>中央に<ミドルアイアン>奥側に<ドライバー・フェアウェイウッド>。このように、短いクラブから順番に手前から奥へ長いクラブを収めることが通常です。
これと違い、運搬の衝撃を軽減するためには適した配置があります。バッグを上から見て、センターに一番長いクラブ(ドライバー・フェアウェイウッド)、その周りに<ショートアイアン・ミドルアイアン>を囲むように配置します。こうすることで、ウッドのシャフトとアイアンが重なり、シャフトの強度が増すことで、長いウッドのシャフト折れを防ぎます。さらに、全てのクラブをヒモで縛り一体化させることで、バラツキを抑えてクラブ同士の衝撃を抑えます。
ヘッドカバーは、キャディバッグの中でクラブ同士のヘッドの衝撃を防ぐために装着するもので、ドライバーやフェアウェイウッドでは一般的です。飛行機で運搬する際、2つ目のテクニックが<全てのアイアンにヘッドカバーを装着すること>です。ドライバーなどウッドでは、購入したときにクラブと一緒にヘッドカバーがセットされていますが、別に購入するとなると1個数千円と結構高くつきます。
アイアンには、一般的にクラブカバーはセットでついていないし、あまり必要性も感じられません。あらためてネットで検索してみると、結構カラフルでおしゃれなデザインのもの、キャラクターっぽいものなど、驚くほど豊富な種類が揃っています。価格も10個セットで400円位から、高くても~2000円などリーズナブルなので、カバー選びも楽しめます。
3つ目のテクニックは、<タオルを緩衝材に活用>することです。キャディバッグの中でクラブが動かないように、緩衝材としてタオルやTシャツなどを活用しましょう。キャディバッグのフード部分に布製の詰め物で覆うことで、運搬時の外からの衝撃を吸収する役目を果たします。
その際に気をつけるポイントは、できるだけクラブヘッドとフードの間に隙間ができないように詰めること。フードを閉めたときに、外からポンポンと叩いてみて、クラブの感触が伝わらないかチェックしてみてください。ちなみに、緩衝材として使用するタオルやTシャツは、現地で使うものを使用すると、スーツケースの荷物軽減にも役立ちますよ。
航空会社にもよりますが、一般的にゴルフバッグは追加料金なしの荷物扱いとして、飛行機に預けることができます。その反面、大切なゴルフ道具を破損のトラブルから守ることは、自己責任としての十分注意が必要です。せっかくの楽しみにしていたゴルフ旅行。運搬中のゴルフクラブの破損などで気分が台無しになるということは、最も避けたいものです。
そのためにも、今回の3つのテクニック〜
1.ゴルフバッグは配置を工夫
2.クラブカバーは絶対着用
3.タオルを緩衝材に活用
そして「心はすでに、リゾート気分」。予定がある人も、そうでない人も、覚えておいて損はなさそうです。