「新ぺリア方式」は、コンペで多く採用されているハンディキャップの計算方法です。それまで主流だったペリア方式はハンディの算出が不公平だという指摘を受け、この方式が考案されました。ダブルぺリア方式とも呼ばれています。
今はほとんどのゴルフ場で集計してくれますが、ここでは新ぺリア方式の概要や、点数計算のための早見表をご紹介していきます。
「新ぺリア方式」とは、ゴルフコンペで多く採用されているハンディキャップの算出方法のひとつです。
冒頭でもお伝えした通り、これまで主に「ぺリア方式」が採用されてきました。しかしそれだと不公正だと指摘されるケースが多く、運による不確定要素の影響も大きかったことから、新しい方式として「新ぺリア方式」が誕生しました。現在ではほとんどのコンペでこの方式が採用されています。
ぺリア方式では「隠しホール」と呼ばれるホールが設定されており、そのスコアの合計によってハンディを決めます。従来のぺリア方式では隠しホールが6つだったのに対し、新ぺリア方式では12の隠しホールが設定されるようになりました。
具体的な算出方法をご紹介していきましょう。まずはアウトとインでパー3が2つ、パー4が2つ、パー5が2つ、それぞれ6ホールずつの合計12ホールを隠しホールとして設定します。パーの合計は48になるはずです。
隠しホールのスコアを1.5倍した数字から18ホール分のパーの数字である72を引き、さらに0.8をかけた数字がハンディです。端数は四捨五入してください。次の早見表に当てはめれば、すぐにハンディが把握できます。
ぺリア方式よりも改善されたとはいえ隠しホールからハンディキャップを算出する以上、運の要素は避けられません。ハンディの影響で、「え、この人が!?」という人が優勝することがあるのも、コンペの醍醐味かもしれませんね。
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隠しホールとそうでないホールがある新ぺリア方式。計算自体はそれほど複雑ではありませんが、手書きで計算しようとすると面倒ですよね。そんな時は、次のような計算サイトを活用すると良いでしょう。各ホールのスコアを入れると、自動でハンディを加味した合計スコアが出せるので便利です。
▼計算サイト
http://tomari.org/main/java/golf_handi.html
「新ぺリア方式のコンペに参加したことはあるけど、計算方法を知らなかった…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?仕組みがわかれば納得してコンペに参加できますね。