ゴルフが上達するにつれて、コースを回った際のスコアも徐々に良くなったという人は多いのではないでしょうか。スコアのアップは、ゴルフ上達の分かりやすいサインの1つだといえます。ここでは、「自分はゴルフが上手くなった」と実感する場面は、スコアアップを含めてどのようなものがあるかについてのアンケートをとりました。
「ゴルフ、上手くなったなぁ」と自分で実感できるポイントと言えば?
パッティングが決まる回数が増えた:14
ドライバーの飛距離が伸びた:24
いい位置にアプローチできるようになった:29
ダフる回数が減った:5
打数が減った:18
その他:10
ゴルフのスコアを伸ばすために重要なポイントの1つが、「ミスを少なくすること」です。アンケートの結果がそれを裏付けています。
「思ったところに飛ぶようになったときにうまくなったと思います。」(50代/男性/会
社員)
「始めたばかりの頃は明後日の方向にアプローチをしてしまっていたが、きちんとピンに寄るようになったのは嬉しい。」(30代/女性/専業主婦)
「いい位置にアプローチできるようになるとスコアも良くなるので、上達したことを実感しやすかった。」(30代/女性/会社員)
グリーン上の良い位置にアプローチできれば、パットのミスも減るためにスコアが伸びる。よってゴルフの上達を実感できる、という理論を読み取ることができます。また、アプローチが上達すればティーショットのミスも挽回しやすく、総合的に見ればスコアにも良い影響を与えるという意見もあり、アプローチが上手くいかなければ、せっかくの飛距離も活かしきることができません。
アンケートで2番目に多かったのは、「ドライバーの飛距離の伸びによって上達を実感した」という意見でした。ティーショットの飛距離を伸ばすためには、もちろんパワーも重要ですが、テクニックが飛距離に寄与する部分も大きいです。そのことは、パワーだけに頼らずに飛距離を伸ばすことができたときに、ゴルフ上達を実感したというアンケート結果にも見ることができます。
「スイングや、インパクト時の音がまるで違う感じに聞こえるようになってきたころからうまくなってきた」(40代/男性/アルバイト)
「最初は全く飛ばなかったのに、だんだんと伸びていくのが実感できたから。」(20代/女性/アルバイト)
クラブの振り方というテクニック面の上達が飛距離に与える影響をあらわしています。ここからはパワー以外の要素が飛距離の伸びに一役買っていると読み取ることができます。
アンケートによると、やはりスコアのアップによって上達を実感するという意見も多いです。ごまかしようもなく、はっきりとした数字であらわれるので、技術力のアップダウンが測りやすいということでしょう。
「目に見えてわかる数字で、それだけいいショットが増えてきたってことだから」(20代/男性/アルバイト)
「打数が減り、ハンデの数字が少なくなっていくことで、上達を実感できると思う。」(40代/男性/会社員)
このように練習と実践を重ねることによって上達を実感したり、多少のトラブルにも冷静に対処できる実力が備わったりすることがわかります。
100に及ぶアンケートの回答からは、アプローチの上達や飛距離の伸び、そしてスコアアップによって上達を実感する人が多いことがわかりました。また、どれも一朝一夕にではなく、練習に励んだ結果の実感であるという事実も読み取ることができます。ゴルフを始めたが、上達の実感が湧かない。そんなときはやみくもに練習を続けるよりも、「アプローチ」「ドライバーショット」「パッティング」等のそれぞれについて「なぜ上手くならないのか」を分析したうえで練習しましょう。どれか1つにでも上達の実感を得ることができればモチベーションがアップしますし、練習にも身が入るので総合的な技術力の向上も望めます。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問、男性女性
■調査期間:2017年12月01日~2017年12月15日
■有効回答数:100サンプル