接待ゴルフは当然、友人同士で行くゴルフとは違います。たとえば、ラウンド中は仕事の話ばかりにならないように気を付けたり、何より先方に、最後までゴルフを楽しんでもらえるように努める必要があります。
ラウンド後に「今日は楽しかった。このコースは良かった」などと言ってもらえれば、接待ゴルフは成功したといえるでしょう。そもそも接待ゴルフは、ゴルフが好きな人をお誘いするケースがほとんどでしょう。プレーにさえ注意すれば問題ないようにも思えますが、「手土産は必要なのか?」という点も気になるところです。
手土産はなくても接待ゴルフは成立しますが、「奥様に」「お子様に」と、手土産を渡すことで先方から「妻と子どもが喜んでました」等の連絡が入りやすくなりますし、仕事をスムーズに運べるかもしれません。手土産は用意した方が良いかもしれません。
いざ手土産を用意するとなったら、いくらぐらいのものがふさわしいのでしょうか。目安としては3,000円から5,000円が妥当だと言えそうです。
内容は、家族で食べることができるお菓子などが無難ではないでしょうか。事前にどのような家族構成で、どんなものが好きなのか軽くリサーチできていればベストですね。
接待で相手を喜ばせるのはお世辞ではなく、ちょっとした気遣いです。「気遣いができる人」と認識されれば、その後のビジネスにつながる可能性は大いに高まります。たかが手土産とバカにせず、気遣いをアピールできるアイテムとして有効活用してみてはいかがでしょうか。