早朝からラウンドすることの多いゴルフでは、前日しっかり体調管理をしておくことが大事です。
前回は、目覚めを良くする食材を使った晩御飯を食べること、眠る前にスマホやパソコンの画面を見るのを控えること、ストレッチなどをしておくこと、といった対策を紹介しました。
しかし、それでも翌朝体にだるさを感じたり、眠たくて仕方がなかったりすることもあるでしょう。
その場合、朝のうちに脳を活性化させられるような工夫を施すことが大切です。
そこでポイントになるのが、朝食をどうするか。
朝食でしっかり必要な栄養分をチャージして、ラウンド中に体が動くように準備しましょう。
ゴルフ前の朝食は、何を食べるかももちろん大事ですが、いつ食べるかも重要なポイントになります。
朝食を食べるタイミングは、プレーをスタートする2時間くらい前がオススメです。
このタイミングで食事をとれば、胃が動き始めて、ラウンドまでに体が活性化していきます。
また、食事をとったあとに、体がポカポカしてくるのを感じたことがある方も多いでしょう。
このタイミングで食事をすることで、筋肉の温度を上昇させ、ちょっとしたウォームアップをしたのと同じような効果が期待できるのです。
2時間くらい時間があれば、朝食に含まれる栄養分が体全体にいきわたりますから、自分の体が持つパフォーマンスを十分発揮しやすくなります。
続いて、朝食に何を食べるかも、その日のゴルフのスコアを決める重要な要素の一つです。
朝食でできるだけ摂取しておきたい食材の中のひとつに、卵があります。
卵は、非常に栄養価の高い食材だからです。
主だった栄養分としては、ビタミンCくらいがない程度で、ほとんどの栄養分がバランスよく含まれています。
消化吸収にも優れているので、卵の持つ多くの栄養分を、素早く体内に取り込むことができ、体が活発に動いてくれるでしょう。
卵料理であれば、基本的に何でも構いません。
ただ、半熟卵が最も消化効率がいいといわれいますので、もし自分で卵を準備できるのであれば、沸騰したお湯に10分くらいゆでた半熟卵を準備しておきましょう。
朝食だけでなく、ランチなどで卵を口にすれば、たんぱく質によって疲労回復効果が見込め、長時間のラウンドでも体のパフォーマンスを落とす心配がありません。