2016年はオリンピックイヤーであり、リオ五輪が開催されます。
リオ五輪にはさまざまな見どころがありますが、その中でも、オリンピック競技ゴルフの復活が話題です。
オリンピック競技ゴルフは、1900年と1904年の2回実施されただけで、今回実に112年ぶりに復活する競技なのです。
オリンピック競技ゴルフには、男女それぞれ60名が出場することができます。
出場資格については、国際ゴルフ連盟が発表している、「オリンピックゴルフランキング」をベースにして決められます。
公式世界ランキングで15位までにランクしている選手は、1国当たり4名を上限に出場資格が与えられ、それ以下の選手に関しては、各国の上位2名程度を上限として出場資格が与えられる予定です。
オリンピック競技ゴルフでは、基本的にゴルフ規則に則って実施されるので、細かなルールは、通常のゴルフトーナメントと同じものが適用されます。
4日間72ホールのストロークプレーで実施されますが、若干通常のルールと異なるところもあって、もしも4日間のスコアの結果、1位タイが2名以上いた場合にはプレーオフが実施されます。
通常のゴルフトーナメントの場合、サドンデス方式と言って、無制限で行いスコアの違いが出た場合にそこで決着です。
しかし、オリンピック競技ゴルフの場合、3ホールで行われ、その中で最もスコアの良かった選手が金メダルに輝くという勝敗ルールになります。
ちなみに、通常のゴルフの大会やオリンピックの競技の中には、団体戦もしばしば見られます。
しかし、ゴルフの場合、純粋な個人戦だけ。
個人のスコアが最も低ければ、その選手が金メダルというシンプルなルールになっています。
リオオリンピックでは、レセルバ・デ・マラペンディというゴルフ場で競技が実施されます。
こちらのゴルフ場は、オリンピックのために新しく作られる予定とのことです。
男子は8月11日から14日、女子は8月17日から20日のスケジュールで開催されます。
先ほど紹介したように、国際ゴルフ連盟のオリンピックランキングをもとにして、出場選手が決められます。
このランキングですが、2016年7月11日時点がベースです。
つまり日本代表が誰になるかについては、7月11日になってみないとわからないというわけです。