最近では、ゴルフウォッチに代表されるようなウェアラブル端末も登場しています。
ゴルフコースの基本データがあらかじめ収録されているので、フロントエッジやバックエッジ、グリーンセンターまでの正確な距離が、キャディなしでも把握できる便利なアイテムです。
その他にも、スコアカードやショットの距離がどのくらい出ているかも、簡単に端末上に表示してくれます。
ゴルフをラウンドするにあたって必要な情報が、すべて手元でゲットできるわけです。
ウェアラブル端末の中には、防水仕様になっているものも多いです。
猛暑の中汗をかきながらのプレーや、雨の降っている中のラウンドでも故障を気にする必要がありません。
現在のゴルフアイテムを見てみると、IT機能の充実したアイテムも続々と登場しています。
たとえばスイング解析システムなどは、10個以上の解析でスイングを分析できるような商品も出ています。
スイングやインパクト、スピード、シャフトの回転、テンポなどを解析して、スイングの改善点などをアドバイスしてくれます。
より遠く、まっすぐに、自分の落としたいところに正確にボールを飛ばしたいと思っている人の間で人気です。
また、パットでなかなかスコアを伸ばせない、という悩みを抱えている人もいるでしょう。
そのような人のために、パッティング解析システムも登場しています。
方角や打点、ストローク、ライジングの解析を行うことで、より正確にカップインできる方法を提案してくれます。
なかには、過去のフェース角やヘッドスピードなどのデータ解析結果を、蓄積してくれるようなシステムもあります。
そして、直近のスイングの状態について、一覧で提示できるようなプログラムも出てきています。
この一覧を見れば、最近のスイングやパッティングの傾向がどうかを、グラフでビジュアル的に簡単に確認できるはずです。
このように、ウェアラブル端末がいろいろと登場して、ゴルフユーザーも快適にラウンドできるようになってきています。
しかし、ゴルフユーザーの間では、さらに高いレベルのニーズも出てきはじめています。
たとえば、スマホやパソコンと連動できるようなシステムもそのひとつ。
スマホの専用アプリと通信することで、スコアデータを自動的に保存してくれる機能がついていたり、メール着信のお知らせ機能が搭載されたりしているような、多機能性のウェアラブル端末も出てきています。