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2015/04/28

プレー時の必需品!サングラスの選び方

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ポカポカ陽気に誘われて、春から初夏はゴルフ日和の季節ですね。また、春先から秋の初めまでが紫外線の多い季節。特に初夏と秋の初めは1年のうちで、ゴルフにぴったりな季節と重なっています。

 

紫外線対策というと、日焼け止めや服装などを思い浮かべますが、目の紫外線対策も必要です!気温がさほど高くなくても、紫外線はまた別。目を痛めてしまう前に、忘れずに対策を始めましょう。

 

 

紫外線が原因となる病気

紫外線は目から入って、ほとんどは角膜、そして水晶体で吸収されますが、それでも吸収仕切れなかった分は網膜へと到達します。紫外線が原因となる目の病気は、有名なものは「雪目」です。正式には紫外線角膜炎といい、主な症状は目の痛みや充血などで、自然に治ることの多い病気です。

 

雪目の予防のため、スキーをするときにはゴーグルが必要なのです。芝は日光の反射が雪ほど多くはありませんが、ゴルフも外でのプレーが長時間にわたりますから、特に晴れた日はサングラスが必要です。

 

また、紫外線がきっかけとなって発症するのではと言われている病気は、翼状片という白眼の血管が黒目にかかる病気や、白内障などです。できるだけ、紫外線による害を減らすためにも、サングラスをかけましょう。

 

 

レンズの黒さとUVカット機能は無関係!

では、どのようなサングラスを選べばいいのでしょうか。なんとなく予防効果がたかそうな気がして、できるだけ黒いレンズのものを選ぶという方も多いかもしれません。実際は、UVカット効果はレンズの黒さとは関係ありません。UVカット機能の表示が付いているものを選びましょう。

 

デザインは、とくに凝ったものでなくて大丈夫。ウェアと合わせやすいように、シンプルなものを選びましょう。また、スポーツタイプのサングラスは、横からの紫外線をカットできるようになっています。できれば、スポーツタイプのサングラスを選びましょう。

 

 

UVカット機能表示の読み方

サングラスについているUVカット機能表示は、「紫外線○○%カット」「紫外線透過率○○%」「UV400」という表示がよくみられます。

 

紫外線をカットする率は、高ければ高いほど良いです。逆に、紫外線透過率は低ければ低いほど、目に優しいと言えます。ややこしいのですが、この二つのうちのどちらかは必ず確認するようにしてください。

 

UV400というのは、波長が400nm以下の紫外線をカットするレンズということです。紫外線にはUVA(400〜320nm)、UVB(320〜280nm)、UVC(280nm以下)の3種類がありますが、このうちUVBは日焼けなど、比較的短時間ですぐに健康被害が目に見えてわかりやすい波長の紫外線です。UVAは、長時間浴びてしまうとなんらかの健康被害があるのではないか、と言われています。UVCはほとんど地表に届きません。UVAもカットするということは、UVBもUVCもカットできます。

 

①紫外線カット率の高い(例えば99.9%など)

②紫外線透過率の低い(0.1%など)

③UV400加工が施されたサングラス

 

まとめると、上記を選ぶと安心です。

 

 

偏光レンズはまぶしさを軽減するためのレンズ

紫外線カットとは別に、まぶしさを軽減する偏光レンズというものがあります。レンズに偏光膜という、特殊な膜が入っており、反射光だけをカットします。よりクリアな視界を得たい、ゴルフ以外にも日常的にサングラスを使いたいという場合は、偏光レンズを選ぶといいでしょう。

 

サングラスは安価なものから、高価なものまで様々。見た目だけでなく、表示をきちんと確認して買うことが大切です!

 

 

参考URL

紫外線角膜炎

http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/health-inf/info/ultraviolet.html

紫外線カットの性能と「レンズの色」

http://www.meganesuper.co.jp/kodawari/course/int_01/

 

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